忍者ブログ
日記だったり週記だったり。 ネタバレご注意ください。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

先日、ずーっと前に買ってあったサニー号の模型?(フィギュアっていうサイズじゃない気が)を組み立ててみました。
コンビニで売ってたやつです。

そんな気軽に買えるんだから、誰でもほいほい組み立てられるんだろうと、説明書なんて読まなくても、パーツを見れば何となくくっついちゃうんじゃないかな、と思ってたら。
全開で能力不足だった のか 模型の出来がよろしすぎた のか分かりませんがとにかく、一ブロックごとの細かさに呆然。
船尾とか、割れた。ぱくっていった。
水槽のシールはさめが宙に浮きかけました。慌ててはがしたら、ビッ、て。鳴っちゃいけない音がしました。

そんなこんなで2時間位格闘して、ようやく完成しました。
大変だっただけあって嬉しい!
そして立派!

キッチンには4人分のフィギュアが入るので、
ゾロサンとナミとロビンを入れました。
ゾロサンを隣同士に座らせたかったんですが、大人の節度としていけない、と思って向かいに座らせました。
テーブルの下で足とか蹴り合ってればいい。

それにしても作成過程の中、何度か出かけた弱音の口を止めたのは、説明書に書いてある「難しかったら大人のひとに相談しようね」みたいな文章。
私が・・・大人のひとなんだけど・・・。
がんばります・・・。

まあとにかく!サニーは本当に大きいんだなーと実感し、模型でこんな大変なのにフランキーってあの人、変態が一番の良い点だと思ってたらすごい人だった!心から尊敬しました。


さて以下にメールフォーム返信です。
お名前の頭文字だけ出させていただいてます。

めこ様
私が感動して身が震えました・・・!
またゾロサンを好きにとは恐れ多いほど嬉しいです!すごく!
でも本当にいいですよね~。ゾロサン。お帰りなさいです!
これからもうちのゾロサンともどもよろしくお願いします。
嬉しいお言葉をたくさんありがとうございました!


メルフォのお返事については、アドレスをお書きになられていない場合、これはどうかと思いつつも、ついここに書かせていただいているんですが、それはちょっと困るという方がいましたら、その旨もお書きいただければと思います。
どうぞお気軽に。

ではでは。おやすみなさーい。
PR
会社で色々(更新とか日記とか)作業ができなくなってしまいました。
なんということだ・・。
そこがうちの会社のいいところだったのに!

さて、クルクルサイトにて、今週末のシティでのチラシ配布状況などをお知らせしています。
配布にご協力くださるサークル様も募集しております。
余裕がありましたらちょっと見ていただけると大変嬉しいです。
http://cxc.pupu.jp/

大阪でご協力下さった方、ありがとうございました!


えーと、この間4回目の映画を見てきたのですが(あ、ネタバレ気をつけてください)まだまだ見きれてないってどういうことなの。見逃してるところがいっぱいある!
何回見ても変わらずときめくところもいっぱいある!
おめーか、だけでもあと20回位繰り返し見たい。
あれをアラームの目覚まし音にしたらとてもいいと思う。
何だよー起きるよ、照れるななんか、とか思いながらそわそわしてベッドから抜けられる気がする。
それでも起きなかった場合の2次目覚ましに「まだ結構残ってやがんな」「挨拶代わりだ~」の辺りを入れる。
・・・目が覚めても会社行かないで薄い本を読んで過ごす気がする。

ああお休みが恋しい。
初夢は何だか忘れましたが、最近見た夢で一番印象的なのは、
「ゾロはいたって真面目だけど、サンジにとってものすごく困るアプローチ」
とは何かを、逃げ回るサンジを見守りながら語り合う麦わらファミリーの面々、という夢でした。
何か・・・鬼のような形相でチューをしようとするゾロから必死で逃げていたような・・・。
それはアプローチか?

サンジが洗濯物とかをばすばす投げて防御するんですが、タオルを顔の正面から受け止めてずんずん進むゾロ。男らしかったです。
そんなゾロサンが書けたらいいなの一年です。
よろしくお願いします。

さてさて、10日のCOMIC CITY大阪にて、クルクルの参加申込書を配布いたします。配布情報はこちらからどうぞです。
http://cxc.pupu.jp/
よろしくお願いします!
また、合同誌「ゾロとサンジが勝負する本」も販売いたします。
残り少なくなっております。ありがとうございます。
合同誌→ http://ooooo.moo.jp/zsvs/

バナーを貼りたいのですが、何故かコピペができないのでひとまずテキストリンクで失礼を。うむむ何でだろう。


元旦は家族で映画を見てきました。
母はどうしてもルフィに超絶ヒーローになってほしいらしく、そして麦わらファミリーにシキのようないかにも強そうな海賊をメンバーに入れたいらしく、ああいうタイプを味方にしたい!と何の味方か分からない発言をしていました。
そして娘が金髪の海のコックを何だかものすごく好きらしいことを真剣に考えているらしく、ナミさーんっていっぱい・・・ハート出てたけど・・・いいの?いいのね?と念を押してきました。
うん。いいの。


それと本日、novelにクリスマス話をまとめてアップしました。
タイトルは「サンタの忘れ物」です。
前回のクリスマス話は「サンタの目印」です。
サンタの ってつかないと自分で何の話か分からないから です。
ほう、と溜息の出るような素敵なタイトルを思いつけるようになりたい。


それでは今年もよいゾロサン年になりますように!
お、お待たせしました。クリスマス最終話です。
今日年末じゃん!大晦日じゃん!
でもいい、とりあえずおめでとう!



--------------------------------------------------------

 ゴツ、ゴツ、ゴツ、と重い足音を立てながらゾロは歩いていた。足音が心境を表しているならば「あーあ」である。あーあ、なくなった。あーあ、どうすんだこれ。子供のように不貞腐れたいところだが、一晩の楽しみがなくなったからといって、剣士たるものあからさまに落胆はできない。別に向こうから来なくたってこっちから行けばいい話だし、誘って始まるも誘われて始まるも最終的には一緒だし、別に構わない。構わないけれども、サンジから誘ってくることなんて年に数回とないのである。サンジとてしたくないわけではないが、面子とプライドがなかなか誘う行動に至らせてはくれない。その壁を乗り越えて誘ってくる貴重な数回のうちの一回が減るのだ。残念極まりない。

 もう一つの「あーあ」を手に抱えて、ゾロは深夜の見張り台に向かった。今日の見張り番はブルックだ。明日はいよいよクリスマスイブであるため、最後の詰めに入るのだそうだ。小人サンジも今日は休暇をもらい、コックのサンジとしてパーティーの準備に取りかかっている。
 見張り台の入り口に立つと、既に床にキラキラしたものが散らばっていた。金色の紙吹雪やもみの木の葉のようなもの、くるりと巻かれた包装紙とリボンが部屋の隅に広がっている。サンタの仕事は秘密裏に、とサンジに言って聞かされているゾロは、黒いアフロを目の端で確認だけすると、それ以上なるべく見ないようにして声をかけた。
「おい、入るぞ」
「エ?!エ!ちょ、ままま、待ってください!」
ガサガサガサと慌てて紙をかき混ぜる音がする。続いて何かが落ちる音と破ける音とブルックの小さな悲鳴が耳に入り、ゾロは上げかけた足を下ろした。一番人を驚かせる風体の骸骨は本人こそ驚き屋で、すぐに無い目を剥いて顎を外す。
「入ってまずけりゃこっち来てくんねえか。用がある」
「あ、は、ハイ!ちょっとお待ちを・・・」
フランキーも相当大きいが、ブルックはさらに縦に大きい。いそいそとやってきた彼は中を見せるわけにいかないからか、立ちはだかるようにゾロの目の前でぴたりと止まった。
「・・・」
 視界がブルックの胸板でいっぱいになり、ゾロは骨だけの胸を包む黒い服のところどころに、白いつけひげが数本落ちているのを発見した。このふわふわした毛はそれに違いない。ブルックのものではないだろう。アフロに白髪が、などと言われたらどう突っ込んでいいのかフォローしていいのか分からない。
「ゾロさん?」
「・・・あー・・・」
 おそらく、こっそりとサンタコスチュームを前もって装着したのだろう彼に、自分が事情を知っていると言っていいものか。できれば言わずにおいてやりたいが。
(いや、そうすっとアレが。あの阿呆なアレが)
 剣士としてだけまっすぐ進んでいたら、味わうはずのなかった葛藤を噛み締め、ゾロははらりと落ちている白いひげをつまみ取った。頭上にあるブルックの顔を見上げ、落ちてるぞ、と言うと、ブルックはまたもかぽーんと顎を外した。
「こ、こここれはあの、」
「いやいい。分かってる」
「・・・え、そう言いますと」
「今年のサンタがお前になったのを、俺は知ってる」
「ホ」
 ブルックは小さく驚いて、おやおやおや、と興味深そうにゾロを見た。思いのほか驚きが少ない。
「それではあなたが彼の・・・サンジさんの小人さんだったのですか」
「はァ?!」
「おや、違うんですか」
「違ぇよ!」
(どうなってんだこいつらの世界は・・・!!)
 ブルックの切り返しにゾロの方がよほど驚いた。何だその解釈は。こいつらはこの広い海で顔を合わせてもいないのに、共通のルールに則って活動してるのか。
「サンタさんを知っているのは小人かトナカイだけですから」
「・・・。トナカイでもねえからな」
 全く必要じゃない、知るはずではなかったサンタ界の知識が増えていく。この困惑する気持ちを抱えているのがこの船で自分一人であり、他の誰にも言えないところが、ますますやりきれない。

「一応聞くが、大人サンタってのは」
「ああ」
「・・・・・・」
やっぱりか。やっぱり知ってやがんのか。とゾロはまた肩を落とした。しかし、続く言葉に顔を上げる。
「あれはノースの習慣ですね。ノースは現役を退いたサンタさんがたくさんお住まいですから、ノースの海域では船サンタにもサンタさんが来るという・・・」
「あ?ノース?」
「ハイ」
「・・・・・」



『俺がこんな離れちまうと、大人サンタのジジィも大変だよな』
今何言ったこいつ、という視線でゾロがサンジを見ると、サンジは「なあ?」と普通に同意を求めてきた。初めてサンタに扮したサンジと出会ったその晩のことだ。ゾロへのプレゼント配達で仕事終了だったサンタは、見張り台の縁に腰をかけた危なっかしい体制で、サンタについて少々の説明をしてくれた。その最後にぽつりと呟いたのがこれである。

『大人ジジィ?』
『お前それ単語としておかしいだろ。大人サンタだよ』
『何だそれは』
『え・・・それはお前・・・本当に知らねェの?』
サンジは呆れてぐるぐるの眉をへたりと下げた。たっぷりたくわえたあごひげをもすもすと撫で付ける様は一見サンタのようだが、脚を思い切りがに股に開き、背を丸めて煙草を吸う姿は紛れも無くサンジだった。その姿で、そんな暗黙の了解のこと聞かれると困っちまうな、という風にもじもじしている。
『まあしょうがねェか、お前は剣豪一筋だからな』
と、うんうん頷いてゾロを見つめた。そういう、普通の子供だったら持ってる何かがない、みたいな言い方すんなとゾロは心から言いたかったが、何を言っても無駄な気がした。
『あのな、大人サンタは船サンタにプレゼントをくれるサンタだ。船サンタだって、本当はプレゼント貰う立場だったかもしれないだろ?そこを配る側に回ってんだから、おつかれさんってんで、現役引退後のサンタが配りに来てくれんだよ。あ、陸地のガキんとこに行くのは現役サンタだぜ。あっちのがハードだから』
『・・・何でそんな事情知ってんだ』
『馬鹿だな、みんな知ってるよ』
柄の悪いサンタは、ふっと顎を反らして煙草の煙を頭上に吐いた。それから少し照れたように、首の後ろの金髪をかきながら笑った。
『ま、俺もジジィに聞いたんだけどさ。詳しいとこは』
『――――――』

 ゾロは何も言えなくなった。その代わり野望の他にもう一つ死ぬまでにやり遂げたいことができた。いつかあの魚の頭がついたレストランに行き、こいつのいないところであのオーナーに言う。
 子供の夢も大事かもしれねえが、相手を見て仕込んでくれ。

 一通り話が済むと、気に入っているらしいふさふさのひげを撫でつけながらサンジはじゃあな、と楽しげに見張り台を降りていった。明らかに、これから現れるはずの大人サンタを期待している。
(つまり、これは)
 働かせたくなかった頭を無理矢理回転させれば、そういうことだった。
 ゾロはこの船に乗って初めて、ブーツを脱いで足音と呼吸を殺して、明け方の男部屋に忍び入った。想像通り靴下がぶら下がっているサンジのハンモックに近づいて。
 ゾロはエロ本を突っ込んだ。



「ゾロさん?何かご用事があったのでは」
ノースだけかよ、あのオーナー教えるならきっちり教えやがれ、とゾロがぶつぶつ言っていると、ブルックが控えめに聞いてくる。
(まあでも、そんなら話は早いな)
「ノースの大人サンタからだ。今年限定な」
ゾロはぱす、とブルックの胸元に薄い雑誌を押し付けた。サンジ秘蔵のエロ本である。こいつらが同じエロ仲間で良かった。ゾロはつくづく思った。

 サンジからの指令はこれだった。
 急なサンタ交代だったから、大人サンタからのプレゼントが間に合わないかもしれない。そうしたらブルックはがっかりするだろう。この船で船サンタになった初めての年にそんなことがあってはいけない。
 来年からはきっと大丈夫だろうが、今年はお前、万一ブルックにプレゼントが入ってなかったら、とりあえずこれを入れてこい。
 そう言って、サンジはエロ本をゾロに託したのだ。サンジの靴下にエロ本を突っ込んだことは正しかったのだと、疑うことなく感じさせられた。

 しかしそう託されたものの、ゾロがこれまで生きていた中で、船サンタや大人サンタを知っている人間はサンジだけだ。ブルックも船サンタ仲間とは驚いたが、彼が大人サンタの存在を知らなかった場合、自分の枕元に今年だけエロ本があったらおかしいだろう。その場合、元船サンタのサンジにこっそり相談するかもしれない。そうすると、毎年ノースから大人サンタが老トナカイと共に来ていると信じているサンジは、真実を知ってしまう。
 それはいくら現実主義のゾロから見ても、あまりに哀れなのだった。


「グランドラインにもノースから大人サンタが来ると思ってるやつがいるんだよ」
「・・・それは」
 ちらりとエロ本をめくって、スンゴー!と感激したブルックは、ゾロがそう言うとすぐに誰かを察したらしい。また、おやおやおや、という顔をする。
「では、これまであなたが毎年?」
「・・・誰かはアホの面倒みなきゃなんねえだろ」
「・・・・・・」
 ブルックは苦々しい顔をしているゾロをじっと見つめ、そうですか、と微笑んだ。骸骨の表情は変わらない。でも確実に微笑まれたのが分かって、ゾロは居たたまれなくなって横を向いた。
「私、この船に乗って本当に良かったです」
「おう」
「サンタさんは譲れませんが、良かったらあなたも小人さんに」
「ならねえよ!」
 ヨホホホホ!とブルックは心底楽しそうに笑って、ゾロを見送った。


 ◇

 クリスマスの朝。賑やかな船はいつもよりもっと賑やかに目覚め始める。わー!やったー!ロビーン見てー!などなど、キッチンにまで歓声が聞こえてくる。

「おう、早ェな。どうした」
「目ェ覚めた」
まだ他の誰も来ていない朝のキッチンにゾロが入ると、目を丸くしたサンジが振り向いた。天気荒れねェかナミさんに聞いとくか、と呟きレタスをパリパリとむいている。

 ゾロは昨晩、白いひげに真っ黒なアフロのサンタがいそいそと現れ消えていくのを片目だけ開けて確認し、朝方やっぱりぱつぱつの靴下をはいたボトルを手に入れた。中に酒を酌み交わすための杯は入っていなかったが、これはこれでいいものだと思う。

「で?お前もプレゼントもらったか?」
エプロン姿のサンジがもう一度振り返って聞いてくる。ああ、と答えて靴下をはいたままの酒を目の前に出すと、ふーん、と顔を綻ばせた。
「俺ももらった。サンタってやつはすげェな。俺の好みを分かってる」
朝一でしっかり中を見たんだろう、中身を思い返したらしいサンジは鼻の下を伸ばした。エロ仲間の洞察力はさすがに鋭いらしい。ブルックもサンジチョイスに感激していたところを見ると、彼らは通じ合っている。
「そうそう、ブルックんとこにも入ってたぜ」
「そうか。そら良かったな」
「おう」
機嫌がいい。これは今晩ちょっと位無理してもいけっかな、とゾロがにやついていると、サンジはエプロンのポケットから何かを取り出し、ゾロにぽいっと投げた。
「うお、何だ」
片手で受け止めた小さい布袋の中身は固い。開け口を閉じてある紐を解くと、中でかつんと硬い音を立てた。袋の入り口に両の人差し指を入れてぐいぐいと開く。サンジの「必死だなァてめェは」と笑う声が聞こえるが、気にしていられない。
「――――」
 袋の中で寄り添っているのは、土を乾かしてできた濃い灰色の杯二つ。

「忘れモン。サンタの」

 顔を上げると、小人が俺んとこに置いてった、とサンジがちょっと口を尖らせて言った。
 二歩で歩み寄り、尖らせた唇をふさぐ。何度か角度を変えて唇全てを味わっていくうち、それは笑いの形になる。至近距離のままゾロは声をひそめて言った。

「他に忘れモンは?」
「さあ?」

 サンジから軽く口をつけられ、おりこうに待ってろ、とテーブルに促される。だんだんと仲間達が現れ、ゾロは受け取った小袋を腹巻に厳重にしまった。とても待てそうにないと思うのに、これを持っていれば待つことなど何でもないような気もする。クリスマスは素晴らしい。

 そうこうしているうちに全員が揃い、朝食が燦然と並ぶ食卓に今日ばかりはサンジもきちんと着席した。せーの、で声を揃える。皆の輝くような声が弾ける。

 メリークリスマス!



--------------------------------------------------------

今年もありがとうございました!
来年もよろしくお願いします!
本日参加はできませんでしたが、気持ちだけは・・・!
昨日15時頃新木場の駅に着いた時点で人の熱気がすごいことになっていたから、今日も盛り上がっていたことでしょう・・・。行きたかった・・・。

さて、今日配布していただいた再会プチのクルクルのチラシには、参加申込書がついています~。
お手に取られた方はぜひご覧下さい。

そしてそして、ゾロサンナビ様のバナーを貼らせていただきました!
嬉しい・・・!!
登録もしてまいりました。
心底ありがたいことです。おかげでまた広いゾロサン海を巡れる!

で。 クリスマスの 続きは どうなったかというと。

今から家に帰って書きま す。
会社で書いちゃえばいいじゃん、と思ったら元のテキストデータが家にしかないんだった。もう家も会社もほとんど環境一緒(データ類についても)だから、会社で何でもできる感覚でした。帰るのめんどくさいーーー。寒いーーー。

帰ります。。うう。明日が大晦日なんて信じられない。
負けました。
河口湖に行って、昼ごはんだけ食べるつもりが、友達のレストランで夜パーティーだから、行くって言ってあるから、今晩は泊まってくんだろー?」って。



いや。あの。
さすがに仕事なので泊まりはといって帰ってきましたが。
父よ・・・!
お前はジルバの一つも踊れないのかと言う父よ・・・!

ジルバどころじゃねっつの!


なのですいません。
クリスマス もちょっと お待ち ください(消え入りたい)。
前回の日記で書いたクリスマス話、何でかまだ続きます。
明日は急遽河口湖へ行くことになったので、寝ます。すいません。
連載日記になってしまった。。
明日帰ってきたら続き書いてあげますー。




---------------------------------------------------------


 てくてくてく、とクリスマスの計画を練りながら歩いていたサンジは、はっと気がついた。改めて指を折ってクリスマスまでの日数を数える。きっかり五日だ。
(いや、これはさすがに急じゃねェか・・・?)
 自分たちですら、そわそわする日数だ。本家のサンタのジジィ共はおもちゃの手配やトナカイのウォーミングアップで昼も夜もなく働いているはずだ。そんなときに、大丈夫であろうか。
 サンジは急に焦った。
 この船での初めてのサンタとなった年に、万一があってはいけない。しかし自分も小人になった以上、小人の役割というものがある。小人はサンタより出てはいけない。サンタはクリスマスの影の主役なのだ。
 どうする、どうする、と拳の上に顎を乗せて考え込み、ウロウロとその場を何回か回ってみる。こんな時に小人にも助っ人がいりゃあ、と思って、重要な存在に気がついた。
(マリモだ、あいつが平時に役に立つ滅多にないチャンスだ!)

 サンジは走った。走って展望台へ昇り、案の定トレーニング真っ只中のゾロを見つけた。
「おいクソゾロ!頼み事だ!」
「五千五百五十五」
 せっかくサンジが走ってきたというのに、ゾロは逆立ちをしながら足の裏でバーベルを持ち上げ、さらに腕立て伏せをしながら、人間離れした訓練の数で返事をしただけだった。
「オイ・・・俺がわざわざ頼みがあるつってんのにお前はその筋肉と戯れる気しかねェってのか」
「・・・おかしな言い方すんな。つーか頼み事のある奴は人をクソとは言わねえ」
「おう、一大事なんだ」
「・・・・・・」
 聞いてない。というかまったく噛み合ってない。そのことにも気付いていない。ないないづくしの状況にゾロは慣れていたので、一つ溜息をついただけで腕立てを止めた。ほっとかけ声をかけてバーベルを落とし、今まで倒立していた手でそれを受け止める。曲芸、とサンジがぼそっと言うのを、うるせェ、と言い返す。
 ゾロがようやくあぐらをかき、タオルで汗を拭きながらサンジを見上げると、金髪から覗く目が深刻な視線を寄越した。

「俺今年、サンタじゃなくなった」
「・・・へえ」
(出たな)
 ゾロはまたこの季節か、と遠い目をした。遠い目をした先には見えないバラティエがあり、その中の高すぎるコック帽のゼフがいる。厳しく、愛情深く、コックの育成はお手の物であっただろうサンジの育ての親は、子供の養育にはどう見ても不慣れそうであった。おかげでゾロは毎年クリスマスになると、真剣にサンタになっているサンジの話をそれなりに真剣に聞いてやらなくてはいけなくなる。

(何で俺はあんとき寝ちまわなかったんだ)
 いくら後悔しても遅い。あれはいつだったかのクリスマスイブの夜だった。チョッパーの誕生日パーティーが終わった後、酔い潰れた面々を男部屋に放り込み、必然的に自分しか見張りのできる人間がいなかったので、ゾロは酒を一本持って見張り台に上った。
 いつもなら適当に眠くなってどこかで寝始めるのだが、その日に限って特別眠くならず、ぐいぐいと酒を呷っていたら、いきなり現れたのだ。サンタが。

『な・・・』
『コラてめェ!何起きてんだ!』
 見張りで起きていて怒られたのは初めてだった。それよりも全身赤い衣装に身を包み、そんな白いひげの生えている年代の仲間はいないはずの船で、ふっさふさのひげに顔を埋もれさせた仲間もどきが現れて驚いた。
 第一声ですぐにコックであると知れたが、しばらく口を開けたまま閉じることができなかったゾロの前にサンジは見張り台の柵を超えて降り立ち、きょろきょろと左右を見回した。
『まったくお前・・・靴下も用意してねェじゃねェか』
 サンジは不満げに言うと、赤と緑のしましまの靴下を大きなポケットから取り出し、ゾロの足元に置いた。そこにいそいそと一升瓶を詰め、分かってると思うがあいつらに言ったら承知しねェぞ、と残して立ち去ろうとした。一連の流れを呆然と見詰めていたゾロは、赤い帽子に隠れた金髪が見えなくなる寸前、我に返った。
『いや、待て!』
『何』
『お前・・・何してんだ』
 一体何を聞いてるんだこいつは、という顔でゾロを見たサンジは当たり前のことのように答えた。
『見て分かるだろ。プレゼント配ってんだよ』
『・・・何で』
『お前大丈夫か?今日はクリスマスイブだぜ』
『そうじゃねェよ!何でお前がサンタの格好してプレゼント配って・・・でっ!』
 言い終わる前に、声がでけェ!と足が飛んできた。
『お前もしかして知らないのか?』
 いつまでも何でどうしてを繰り返すゾロに、サンジはようやく説明してくれた。
 船には船サンタが一人いること。
 船サンタは主に年長者がなること。
 船サンタは原則として秘密裏に任務を遂行しなければならないこと。

 だから年長である自分がこの船の船サンタなのだ、とサンジは言った。いや俺はお前とタメのはずだが、とゾロが言うと、俺のが八ヶ月と一日年上だ、と勝ち誇ったようにゾロを上から見下ろした。上背も横幅も自分の方が一応大きいのに、どうしてこのコックはこうも上から目線が得意なのかと思う。
 ともかくこの船にはサンジというサンタがおり、クリスマスになるとゾロはルフィやウソップたちと並列に子供扱いされる。怒るよりもサンジの脳みその単純さに哀れを感じているが、内心のところ、わりと満更でもない。一升瓶をはかされてぴちぴちになった靴下の中には、普段のものより小さい猪口が二つ入っているからだ。きっと今年も入っているだろう、と分かっていても実際その猪口を見ると顔が緩む。二十五日が過ぎるとサンジは何食わぬ顔をして、プレゼントもらったか、と近寄ってくるのだ。ゾロから見たらそんな姿、どう考えても見えない靴下に入っているとしか思えない。なので正しく、おうもらった、と返事をする。それが毎年のクリスマスだ。


「おい、聞いてねェだろてめェ」
「あ?」
すっかり今年のクリスマスに思いを馳せていると、いつの間にかしゃがみ込んでいたサンジが柄の悪い目つきで睨んできた。こんなクリスマス直前に怒らせてはもったいない。
「聞いてる。お前がサンタじゃなくな・・・アァ?!」
ようやくゾロにとってもそれが一大事であることに気がついた。あのプレゼントがないのは惜しすぎる。
「そうだ、ようやく分かったか。だからお前の協力がいる」
「・・・・・・おお・・・?」
何かがまたずれているようだが、クリスマスプレゼントのためなら全面的に協力する気持ちだ。サンジが真剣なのにつられ、ゾロも姿勢を正す。
 しかし。
「――――――――――」
厳かに下された指令に、ゾロはへたりと首をうなだれさせた。



---------------------------------------------------------


次で終わる予定です。多分。
最近何だか無性にブルックが好きです。 
チョッパー誕生日おめでとう!
これからも怪我人たちをよろしく!

さて、クリスマスということで、クルクルバナーがクリスマス仕様になりました!
季節感あるサイトっぽい・・・。
くわえているのはゾロサンどうじんしだそうです。
こんな!無垢な顔をして!

えーと本当はクリスマスにあわせてクリスマス話をあげる予定だったのですが、
昨日書きながら、PCの前で寝てました。
メリークリスマス!

ということで、書きかけのさわりだけ日記にあげときます。。
無理やりでもクリスマスにかぶせたい。
何てことない短い話なので、週末にまとめてアップします。
ドキドキもはらはらもしない、相変わらずの平和な話ですが、
完結してないといやよーという方はこの先お飛ばしください。



---------------------------------------------------------


 薄暗い男部屋の片隅で、サンジは辺りを見回して小さくしゃがみ込んだ。
 おやつの時間を終えた夕方前、各々が手作業に勤しんだり、おしゃべりをしたり、無秩序に走り回ったりと、好き勝手に過ごす時間帯、ここは一番手薄になる。男部屋の掃除でもするかとサンジが立ち寄るか、寝相の悪いクルーのボンク周りをフランキーが点検している位だ。
 それでも用心しなければいけない。選ばれし者である自分は、完遂しなければならないミッションがある。
 物音に耳をそばだて、しん、と静まり返っていることを確認すると、胸の中に押し抱いていたものをそーっと広げた。一年ぶりに見るそれに穴など空いていては一大事である。軽く柔らかで、とりわけて鮮やかな色の布地を親指で慎重に撫で、変わりはないか確かめる。ふかふかとした手触りに似合わない真剣な表情で、サンジは入念にそれを確認した。

「ほほう」

 びく!と肩が震えてサンジはほとんど飛び上がった。
 しかし鼓動が上がるのもそのままに、広げた両腕を猛烈な速さで閉ざし、手首を回してぐいぐいと腕の中のものを隠す。
 そーっと首だけで振り返ると、本人より先にもくもくと広がるアフロが目に入った。サンジの肩口から興味津々という体で首を伸ばし、ぽっかり空いた眼孔で手元を見つめている。人間の顔には表情筋とやらがついていて、それが表情を作っているのだというが、骨だけの顔がここまで表情豊かなのは何故なのだろうか。

「・・・・・・お前ェか」

 タイミング的に驚きはしたものの、間近に骸骨が現れても驚かなくなったなと、しみじみ思う。体温なんてないはずなのに、今では温みすら感じる。彼を見ると妙に和むのも不思議だ。

「あなたがサンタさんでしたか」
「・・・」
 完全にばれたのに肯定したくない。今だって黒スーツの腕からサンタ帽の赤い布地と丸い綿毛がはみ出ているのだ。しかもクリスマスまであと五日となれば、丸分かりだろう。
 黙っているサンジに構わず、ブルックは朗らかに続けた。
「そうではないかと思っていたんですよ」
「・・・何で分かった」
「最近、たまに姿を消すでしょう。いつもならあなたは誰かに聞けばすぐ見つかるところにいる」
「・・・」
 むむう、とサンジは己の動きを反省した。今までこの船はほとんど子供ばっかりで、人の動きに気を配る面子ではなかったし、ロビンやフランキーは気がついても放っておく方であったから油断した。

 ぺたんと正座をしてサンジを見つめるブルックは、とても姿勢がいい。気まずいやら口どめしたいやらで落ち着かないサンジは、とりあえず合わせて正座をしてみた。普段なら立って並ぶと顔を真上に上げて話さなくてはいけないほど彼はのっぽであるが、こうしていると軽く見上げるだけで済む。しかしどうも、ジジィに説教をされていた時代を彷彿とさせる位置関係だ。これまた相手はジジィよりジジィである。

「サンタさん」
「お、おお」
 プレゼント届けに入ったら親に見つかったサンタの気持ちってこんなかな、と思いながら一応返事をする。
「無理を言ってすみませんが」
「なんだ」

「サンタ・・・替わってもらえませんか?」

 パンツ見せて頂けませんか、という位喜色の滲んだ声で、ブルックは言った。


「へ?」
 若干間の抜けた声が出たのは致し方ない。今年はブルックがこの船の一員になって初めてのクリスマスだ。サンタであるサンジとしては、反応を一番楽しみにしていた相手である。
「私もサンタだったんですよ」
 ヨホホ、とブルックはいつもより静かに笑った。何かを懐かしむ口調に、サンジもすんなりと時間を遡る。
「前の船でか?」
「ええ」
「お前が?」
「その頃は身がついてましたからね。それに万一誰か起きてしまっても、すぐ眠ってもらえますから」
「ああ!そうかあれは便利だな。俺は無理矢理気絶させるしかねェから大変だよ」
「ヨホホホ!それはプレゼントを貰う方も大変だ」
 薄い肩を反らして笑う。サンタ仲間が増えて何だか楽しい気分だ。サンタはサンタであることを原則として名乗ってはいけない。それに海上では一船一サンタと決まっている。だから他のサンタと出会うことは非常に貴重なのだ。しばらくの間、プレゼントや靴下のこと、翌日の盛り上がりについてなどを語り合う。

 男部屋の片隅で、大小の背中を揺らしながらコソコソと笑い合って一息ついた後、ブルックは遠慮がちに言った。
「そう、本当にサンタは楽しいですからね。だからあの・・・お仕事を奪ってしまうようで申し訳ないのですが」
「あー、いいよいいよ。つうか、お前こそいいのかよ。せっかくプレゼント貰える側にならうんだぜ?」
「ああ、それはいいんです」
 紳士的な声に、サンジは聞き入った。マナーのまったくなっていない骸骨であるが、本当の紳士のような物腰も持ち合わせている。それは年季のせいか環境のせいか、サンジにはまだ真似のできないものであった。
「もうね、貰いましたから」
「?」
「あの日、あなた方に逢えた。私にとってあれ以上のプレゼントはない。あとは自分で叶えるものでしょう?海賊ですから!」
「・・・・・・!」
 勢い良く言い切り胸を張ったブルックに、あの手配書の姿を見たようだった。

 いつか、サンジはブルックに聞いてみたいことがあった。
 あの船で、一人で待っていた時間について。
 自分は死ぬか生きるかであったけれど、彼は死んでよみがえった。そして待ち続けた。終わることのない待ち時間はどれほど恐ろしかっただろう。彼はきっと計り知れない闇と戦ったに違いなく、サンジはそれを聞くことすら恐ろしい。でもいつか聞いてみたいと思う。

「どうしました?」
 きょとん、と目があったらきっとそんな表情のブルックは、サンジを見て首を傾げた。そして「あ」と何かを思い出し、コン、と音を立てて両手を合わせた。
「あともう一つお願いがありまして」
「ん?」
「皆さんが喜ぶようなものを・・・一緒に考えてもらえますか?」
 今年だけ、と小さい声で続ける。サンジは手にしたサンタ帽をまっすぐ伸ばした腕でブルックに渡し、よし!と頷いた。
「じゃあ今年は俺が小人さんになってやろうじゃねェか!成功させるぞ、お前の初仕事!」
 サンジが力強く言うと、ブルックは感激したようにサンタ帽を胸に抱き、ハイ!と背を伸ばして返事をした。
 こうしてサニー号でのサンタクロースは、世代交代が行われた。


---------------------------------------------------------



ゾロサンです!これからゾロサンです!
仕事が!終わった!久々に会社に三泊でした。
誰も私のすっぴんを見ても「あ化粧ないっぽい」っていう顔をしなくなった。
眉毛描かなくてもいいと思って前髪を作ったのは正解だった。
でもハゲてきた。。何かいい育毛剤ないかな(真剣)。

そこへきてじゃんぷ。


か、語れない・・・!!


あの本編にきてあの4コマ。

ふお・・・!
ウソップの遺作・・・のときと同じく、まだデリケートな話題かと思っていたらもう笑いに!的な驚きが。
すごいなー。いつかはこれを消化して・・・と思う出来事を衝撃を受けたまま放置して、早何年。そんな出来事がいくつあったことか。。



あ、お風呂ためてたんだった!
肩こり背中こり。取ってきます。
ぎっ・・・ギリギリでしたが!
梨屋さんのとこのゾロ誕をもらってきましたー!
やったーーー!
毎年・・・クリスマスでばたばたしている間にもらいそびれ・・・(泣)。
11月なんて忙しいときにお前はなぜ誕生日なの・・・と唇を噛んでいましたが。
今年はしっかり!うふふふ職種を変えた甲斐があるってものさ。

マフィアがですね、もうあの、うんゾロサンてマフィアだったよね、っていう位、身投げしたい位マフィア。あの場に身を投じたい!
あの細かいところ、ゾロの顔とサンジがくっついてる辺りとか、どこまでどのようにくっついてるの!ってこう・・・身を乗り出してモニターに接近してみても、見えない!もどかしさがたまらない!
我に返って浮かせた腰を落とすときのこの居たたまれなさをどうしてくれるの。罪な人・・・!

マフィアはね、夜ゾロサンですよね。
もう一枚は昼ゾロサンです。
爽やかなのにニヤニヤが止まらない。サンジの表情が前髪で見えないときって、それはもう想像し放題ですけれど、でもこれは
プレゼント 持ってるし。
しかも お花!
照れてるか、照れて逆切れしてるか、とにかくゾロ的にはトップ賞な顔で、こいつはどうもいいもん貰っちまって悪ィな、よっこいせ、な流れでサンジを貰っていくに違いないと思う。

ずーっと見てても尽きない・・・!
梨屋さんありがとー!


あ、サイト内のご連絡です。
この間リンクページをいじっていたら、自分のところのリンクについてとか、ばっさり切ってしまってました。
今さらどこにも入らないねー、ということで、「このサイトについて」のページを作りましたので、何かご用向きのある方はそちらをご覧ください。

それにしても寒いです。
こんな夜に カーテンを 洗ったのは 間違いだった。

暖房の空気が外気に負けてる・・・!


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
かしわ
HP:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(09/03)
(09/05)
(09/10)
(09/14)
(09/19)
P R